| 高齢者医療保険を分離、経団連・日経連、統一案。健保の拠出金廃止
|
経団連と日経連が共同でまとめた医療制度改革の統一案の内容が7日明らかになった。高齢者だけが加入する独立した医療保険制度を創設、現役世代の保険制度とは完全に切り離すのが柱。拠出金がない独立型にする。拠出金の代わりに公費(税金)と高齢者の負担を増やす。
2001.05.08日本経済新聞 |
| 角膜・網膜を再生、文科省、10年後メド確立。来年度からプロジェクト |
文部科学省は、失明した人の視力を回復する再生医療の研究プロジェクトを来年度から始める方針を固めた。角膜や網膜を再生させる最先端の医療技術を10年後をメドに実用化する。日本には30万人もの失明者や重度の視力障害者がいるといわれており、再生医療技術を確立し患者を半減させる計画。
2001.05.08日経産業新聞 |
| C型肝炎治療効果に期待、抗ウイルス剤申請。シェリング・プラウ |
シェリング・プラウは7日、インターフェロン製剤と併用することでC型肝炎の治療に高い効果が期待できる抗ウイルス剤「レベトール」(一般名:リバビリン)を厚生労働省に新薬承認申請したと発表した。世界では米国など50カ国以上で販売されている。
2001.05.08日経産業新聞 |
| 病気の原因、ナンセンス変異。米で新診断法を開発 |
ヒトの病気にかかわる変異の約3分の1はナンセンス変異で、機能を持ったたんぱく質ができなくなるために病気が引き起こされる。米国のE・ノーエンシ博士とH・ディエッ博士は、病気の原因について遺伝子の種類よりも変異の種類に着目して診断する新しい手法を開発した。
2001.05.08日刊工業新聞 |
| 旅行に出発する朝は「納豆」を、エコノミークラス症候群を防ぐ |
「飛行機から降りた途端に急死!」−−こんなショッキングな見出しが踊ったエコノミークラス症候群。長時間のフライトで座りっぱなしだった人の脚の静脈内に血の固まり(血栓)ができ、それが心臓や肺などに流れついて起こる心肺停止、脳卒中などの症状をこう呼ぶ。
たまたまエコノミークラスの名がついているが、要は「同じ姿勢を長時間続けることによる血行不良」が直接の原因。だから飛行機内に限らず、会議室、劇場内など日常の多くの場面で起こりうる。何とも怖い話だが、防ぐ方法はないのだろうか?実は、私たちのごく身近な食べ物が、エコノミークラス症候群を防ぐ強力な作用を持っている。それが納豆だ。
「納豆に含まれる酵素のナットウキナーゼには、血栓を溶かす強い効果があるのです」と話すのは、ナットウキナーゼの発見者である倉敷芸術科学大学の産業科学技術学部長教授の須見洋行氏。「しかもその効果には、即効性も持続性もあります。食べてから1時間後くらいで血栓が溶け始め、通常で8時間、長い人なら12時間も効果が持続します」。つまり海外旅行の場合でも、出発前に食べるとほぼフライトの時間全体をカバーしてくれるのだ。
2001.05.07日経ヘルス
|
| シルバー振興会が民間介護サービス事業者を対象に実績調査 |
シルバーサービス振興会(東京都千代田区)はこのほど、訪問介護・訪問入浴・福祉用具貸与を提供している民間介護サービス事業者を対象に行った経営実態調査の結果を明らかにした。いずれのサービスにおいても、介護保険1年目の収支予測が黒字になると答えた事業者は30%にも満たなかった。しかし2001年度の収支は、改善を見込んでいる事業者が多いようだ。着実に利用者が増加していることがその理由と考えられる。
2001.05.07日経ヘルス |
| カイロプラクティックは脳虚血障害を起こす?、カナダの症例対照研究が示唆
|
一過性脳虚血発作など、椎骨脳底動脈障害(VBA)で入院した患者を対象に行われた症例対照研究で、VBA患者にはカイロプラクティック(整体)を1週間以内に受けた人が多いことがわかった。カイロプラクティックが椎骨脳底動脈に悪影響を与えたとする症例は報告されていたが、両者の関係を調べた大規模な症例対照研究はこれが初めて。この研究結果は、Stroke誌5月号に掲載された。
2001.05.07日経メディカル |
| 骨髄細胞で血管を新生 山口大グループ |
心筋こうそくを起こした患者の心臓に骨髄から採った細胞を注入することで、血管を新たに作り出すことに山口大医学部の浜野公一講師らが成功した。血液の流れが改善されたのを確認しており、新たな治療法として注目されそうだ。
浜野講師らは、心筋こうそくにかかって心臓の機能が著しく低下した患者五人から骨髄細胞を取り出し、冠動脈が細くなったそれぞれの心筋に注入した。すると、うち三人の心筋で新たな血液の流れが見られ、血管が出来ているのが分かったという。
2001.05.07読売新聞
|
| ぜんそく原因遺伝子、ゲノム情報から発見 武田薬品
|
武田薬品工業は、ヒトゲノム(人の全遺伝情報)を活用し、ぜんそくなどの呼吸器疾患の原因となる遺伝子の一つを発見したと発表した。すでにこの遺伝子の働きを抑える化合物を絞り込む研究にも着手しており、今後十年程度かけて治療薬を作るという。
同社では、ぜんそくのマウスと正常なマウスの遺伝子を比べ、気管支で働いている特定の遺伝子が、気管支の粘液の分泌や炎症などぜん息の症状を引き起こしていると確認した。
さらにヒトゲノムの解読情報を使い、このマウスの遺伝子に相当する人の遺伝子を特定したとしている。 2001.05.07読売新聞 |
| 受精に不可欠な酵素、東大グループが確認−−不妊治療に活用も
|
受精で精子が卵子に入り込む際に必要不可欠な酵素を、東大医科学研究所腫瘍(しゅよう)分子医学分野(竹縄忠臣教授)の深見希代子講師らの研究グループが、マウスで特定した。精子が卵子に入り込めない異常は人間でも、不妊の男性の約1割にみられるという。この酵素は人間にも共通で、男性不妊治療の基礎研究に役立つと期待される。成果は3日付の米科学誌「サイエンス」に掲載される。
2001.05.04毎日新聞 |
| 奈良県の喫煙率下げる数値目標にJT、反対
|
日本たばこ産業(JT)大阪支店は1日、県が策定作業を進めている健康づくり計画「健康奈良21」に、喫煙率を下げる具体的な数値目標を設けることに反対する要望書を、柿本善也知事に提出した。
県は6月をめどに、10年後の県民の健康づくりの数値目標を盛り込んだ計画策定を進めている。計画づくりの参考にするため、医師やPTAなど市民代表の声を聴く「たばこ対策推進委員会」では、「(10年後の喫煙率の)数値目標が必要」との意見が出た。
こうした動きにたばこ業界が反発、県内6つのたばこ商業協同組合が1月と2月、「たばこに偏見のない計画策定」を求める要望・請願書を県に提出。計画内容を決める策定委員会(委員長、石川兵衛・県立医科大学名誉教授)は、14日に橿原市で開く会合で数値目標の是非を話し合う。2001.05.02朝日新聞
|