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医療最新情報

 

乾燥症候群、関連たんぱく質発見。治療薬開発に道、東京歯科大など 目や口が激しく乾燥しドライアイなどの症状が出るシェーグレン症候群に深くかかわっている物質「アクアポリン5」を、東京歯科大学と参天製薬、米ジョンズ・ホプキンズ大学のグループが見つけた。この成果は早期の診断や治療薬の開発につながりそう。 2001.05.14 日本経済新聞
顕微授精+電気刺激 受精卵活性化で細胞分裂促進 福島県立医大 出産に4人成功 究極の不妊治療といわれる「顕微授精」を試みても受精しない重症の不妊患者に対し、精子を卵子に注入した直後、卵子に電気刺激を与えて受精を促す新しい方法を福島県立医大産婦人科チームが試み、四人が出産に成功した。  顕微授精により国内で年間五千人以上の赤ちゃんが生まれているが、不成功例も5%程度あるとされ、こうした患者を救済する手段になると期待される。札幌市で開会中の日本産科婦人科学会で十四日発表した。 2001.05.14読売新聞
イネに外来の遺伝子導入、アレルゲン量に変化。名大が実験 名古屋大学生命農学研究科の松田幹教授らは、イネに外来の遺伝子を導入すると、イネがもともと作っていたたんぱく質の合成量が変動することを突き止めた。アレルギーを起こすたんぱく質(アレルゲン)の量が普通のイネの約1/5に減っていた。 2001.05.14 日本経済新聞
赤ちゃんの生後「2か月革命」 脳急成長し動作変化 赤ちゃんは日々成長している。なかでも「生後二か月」は、心身ともに大きく変わる大切な時期であることが、脳や行動科学の研究から分かってきた。この時期、赤ちゃんは本能的な状態から脱皮し、自分の意思で生きるための準備をするのだという。研究者たちは、赤ちゃんの「二か月革命」と呼んでいる。2001.05.14読売新聞
学校に「栄養の先生」 文科省 偏食や不規則な食習慣などが原因と考えられる子供たちの健康問題が深刻化していることを受け、文部科学省は十三日までに、食生活の改善指導をどう充実させるかを検討する調査研究協力者会議を設置した。  十五日に初会合を開き、栄養士の資格を持つ学校栄養職員を教育現場で積極的に活用するため、「栄養教諭(仮称)」制度の創設も視野に入れて検討する。 2001.05.14読売新聞
院内感染防止へ初の統一指針、国立大病院協議会

院内感染の防止策について、全国42の国立大学病院で構成する感染対策協議会はガイドラインをまとめた。注射針による血液感染や医療廃棄物の処理などの多岐にわたっている。防止策はこれまで大学病院ごとに定めてきたが、統一指針は初めて。 2001.05.13読売新聞

C型肝炎から肝硬変への悪化、高血圧薬で改善データ。山形大教授ら突き止める インターフェロンが効かないC型肝炎患者の症状が肝硬変へと悪化するのを、高血圧治療薬の一種アンジオテンシン2受容体拮抗薬で食い止められる可能性があることを、山形大医学部の河田純男教授らが突き止めた。17日から開かれる日本肝臓学会で発表する。 2001.05.13読売新聞
医療費、総額規制案が急浮上、厚労・財務省、財界も乗り気、医師会は猛反発 増え続ける医療費の伸びを抑えるための「医療費総額規制」が官庁や国会周辺、医療関係者の間で急浮上してきた。国の医療費予算をあらかじめ決めてしまい、それ以上使えないようにする仕組み。日経連と経団連が共同で発表する医療制度統一改革案でも打ち出される。 2001.05.13朝日新聞
食後血糖値も診断に重要。フィンランド国立衛生研究所

フィンランド国立衛生研究所のヤッコ・トゥミリヒト教授が4月、来日して講演し、糖尿病に関する欧州での疫学調査結果を発表した。経口ブドウ糖負荷試験2時間血糖値が200mg/dL以上と高い人は、たとえ空腹時血糖値が低くても死亡のリスクが高いことが分かったという。 2001.05.13朝日新聞

培養皮膚、2年後にも国産化、今夏から臨床研究、厚労省研究班 やけどや皮膚病の治療に使う培養皮膚のうち、真皮の開発をめざす厚生労働省の研究班が今夏、本格的な臨床研究を始める。全国16の医療施設が参加して患者に使う大規模な取り組み。研究班はベンチャー企業とも協力し、早ければ2年後に国産製品を完成させることを目標にしている。 2001.05.13朝日新聞
乳がん治療薬に子宮がんリスク 乳がん治療薬「タモキシフェン」で子宮がんの起こる危険が高まるとして、日本産科婦人科学会は「服用患者は、子宮がん検診を定期的に受診すべきだ」との見解をまとめ、札幌市で十二日から始まった同学会で報告した。がん治療薬の副作用について同学会が注意を喚起するのは初めて。2001.05.13読売新聞
飲む発毛剤、臨床試験。万有製薬、6月から 万有製薬は11日、医師の処方を必要とする飲み薬の発毛剤の臨床試験を6月から国内で始めると発表した。発毛剤の成分は「フィナステリド」。この成分を含む錠剤を毎日1回飲めば、毛髪の成長周期のバランスを崩す男性ホルモンの生成を抑え、毛髪の成長期を長くし、休止期を短くするという。 2001.05.12朝日新聞
抗がん剤、患部に「直送」、薬効高め副作用減。国立がんセンター、臨床試験を申請 抗がん剤を患部にピンポイントで送りこむ新治療法に、国立がんセンターが取り組む。薬を高分子でイガグリ状に包み、微小な粒にした。効き目を高めるだけでなく、髪が抜けるといった副作用も軽くすると期待されている。6月に同センター治験審査委員会に臨床試験計画を申請する。 2001.05.12朝日新聞
慢性白血病に“特効薬”? 米食品医薬品局(FDA)は十日、スイスの製薬企業ノバルティスが開発した慢性骨髄性白血病の治療薬「グリーベック」を認可した。  臨床試験では、「血液のがん」であるこの病気の患者の90%に効果が確認されたため、審査はこれまでにない短期間だった。  この病気は、異常なたんぱく質により白血球が大幅に増えるため起きる。グリーベックを一日一錠飲むことで、この異常なたんぱく質が出す信号を抑え、白血球が増えるのを食い止められる。  正常な細胞には作用しない。他のがんでもこの信号が関与しているものがあり、今後、効果が確認される見通しという。  かつてない抗がん剤との評価もあり、がん治療の将来像を変える存在と期待が高まっている。 2001.05.12読売新聞
話せず動けない難病の患者 脳の血液量で意思確認  話すことはもちろん、手足などを動かしてコミュニケーションをとることもできない患者の意思を、脳の血液量の変化から読み取ることに、東海大学の篠原幸人教授と灰田宗孝助教授のグループが成功した。十三日、東京都内で開会中の日本神経学会で発表する。2001.05.12読売新聞